本サイトでも力を入れて紹介しているデザインツール「Canva」。
印刷方法は大きく分けて2つあります。
(1)コンビニや自宅、オフィスのプリンターを使って自分で印刷する
今スグ欲しい時や、32枚以下など枚数が少ない時におすすめです。
マルチコピー機を使って印刷します。
(2)印刷のプロ(印刷業者さん)に頼む
33枚以上印刷する時や、質にこだわりたい時はやはりプロに頼むと良いでしょう。
おすすめの印刷業者は「 ビスタプリント 」です。
「Canvaのデータ(PDF)で注文できる」「依頼する時の操作がカンタン」など、Canvaとの相性バツグンです。
用途によってコンビニとプロ(印刷業者)を使い分けましょう!
今回の記事では「(2)印刷のプロ(ビスタプリント)に頼む方法」を解説していきます。
はじめに:Canvaから印刷用データをダウンロードする方法
印刷用のデータはデザインの編集画面から簡単に行えます。
画面の右上の「ダウンロード」ボタンを押して、「PDF(印刷)(推奨)」を選択しましょう。
あとは黄緑色の「ダウンロード」を押せばダウンロードが始まります。
ダウンロードをする前に、デザインを確認した方が良いです。特に文字。
誤字や脱字、表記ゆれなど、印刷後に気づくととても悲しい気持ちになります。
(100枚印刷してバッチリキレイに仕上がったんだけど…変な所に変な文字が入ってる…。)
ご注意ください。
Canvaで作ったデータを印刷業者(プロ)に依頼する方法
印刷の依頼をする際には「印刷用のデータ」が必要になります。
依頼をした事がある方はご存知かもしれませんが、依頼時には「入稿用データ」が必要です。
入稿用データとは、簡単に言うと「このデータ形式で印刷を依頼して下さいね」というものです。
多くの印刷業者では「ai」や「svg」というデータファイルでの入稿が必要ですが、Canvaではこのファイル形式でのダウンロードに対応していません。
Canvaでダウンロードできるのは
- jpg
- png
- PDF(印刷用)
です。
上述の通り、印刷する場合には「PDF(印刷用)」を選択します。
つまり、Canvaで作ったデザインの印刷を依頼する時には「PDFで入稿が出来る業者に依頼する」事が必要になります。
さらに言うと「塗り足し」などの調整もデータ側ではなくサービス側で行う事が出来ると理想的です。
ここまで書くと「Canvaで印刷物を作るのってハードル高いかも」なんて思われるかも知れませんが、そこはご安心下さい。
Canvaの仕様に合った印刷業者を見つければ良いだけです。
ちなみに印刷業者を知っておくと、デザインをする時に「印刷するからこうした方が良い」とか「こうしないとダメだ」と言う事がわかって良いですよ。
Canvaとの相性バツグン!オススメの印刷業者はvistaprint(ビスタプリント)
- PDFデータでの入稿ができる
- 簡単に入稿ができる
- 印刷イメージが確認できる
今回はこの3点を抑えた印刷業者を探しました。
とは言っても「PDF入稿 印刷」などで調べてもイマイチ良いところが見つからず…。
困り果ててCanvaの公式サイトを見ると下記のような情報を見つけました。
色々書いてありますが、Vistaprint 、Staples、Mooの3サイトがまず候補に上がりました。
あとは値段や雰囲気などをサイトで確認してどこに依頼するか決めればOK!
という訳で早速3サイト全部調べると、vistaprint(ビスタプリント)以外は英語のサイトだった為結局一択に。
Canvaはオーストラリアで生まれたサービスですからね…日本語版は2017年リリースですし…。
一択ではありましたが、迷う事なく簡単に印刷まで辿りつけました。
※画像の拡大や縮小、移動の仕方などの操作がCanvaと近い印象でした。
Canvaで作ったデザインを印刷するにはピッタリな、使いやすい構造になっているんじゃないでしょうか。
実際の入稿画面を見ながら流れと操作の説明をしていきます。
Canvaの印刷データの入稿方法
今回はA4サイズのチラシの印刷を例に挙げて説明したいと思います。
※チラシ以外の入稿の操作もそれほど変わりません。
※印刷に向いているデザインは、枠などを使わないものです。
枠を使うものだと、PDF入稿の際の余白調整などがうまくいかない場合があります。
ご注意ください。
上記ボタンからサイトにアクセスするとこのような画面が表示されます。
まずは「デザインデータを入稿」をクリックします。
印刷するチラシのサイズや向きを選択して「次へ」をクリックして下さい。
初期設定はこれだけで完了です。
次に入稿デザインの編集を行います。
「デザインデータのアップロード」をクリックして、使用するPDFデータをアップロードします。
「画像挿入」→「マイコンピュータ」をクリックし、使用するPDFファイルを選択してください。
こんな感じで表示されます。
この画面でデザインの拡大や縮小、位置の移動などができます。
Canvaと同じで、デザインをクリックすると移動や拡大、縮小ができるようになります。
上述の塗り足しも意識しながら調整してください。
上下の中心のガイドが出るのも、Canvaに慣れているユーザーにはとても便利ですね。
右下の「プレビュー」をクリックすると、文字通りプレビューが見れます。
プレビュー画面で印刷部分の周りに白い枠が出来ている時には塗り足しを調整してください。
アカウント登録をすると、PDF校正を作成してデザインを確認できます。
裏面にも印刷をしたい場合には、画面下部の「裏面」をクリックし、上部の「カラー印刷」を選択する事で、裏面の編集画面が表示されます。
これで完了です!
Canvaのデザインや印刷データサイズの変更について
印刷物の定型サイズと、Canvaで用意されているテンプレートのサイズが微妙に異なる場合があります。
そんな場合にはサイズの変更をおすすめします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
終わりに:コンビニ印刷と印刷業者、それぞれにメリットがある
コンビニでの印刷、プロ(印刷業者さん)に依頼する場合それぞれにメリットがあります。
あなたの印刷ニーズに合った方法で印刷してください。
Canvaと相性バツグンのビスタプリント
- Canvaの標準印刷データである「PDF」データでの入稿が可能
- Canvaと似たスムーズな操作感
- チラシやハガキ、名刺など様々な種類の印刷物が作成可能
Canvaの仕様にバッチリ合ったビスタプリント。
印刷用のPDFを作ったけれど、どうやって印刷すれば良いか分からない方は一度入稿画面で試してみてはいかがでしょうか。