今回はデザインの基本的な話です。
「デザイン」というものが、アーティストや特定の職業に就く人だけのものではなくなりました。
最近は個人でも簡単にWEBサイトが持てるほか、インスタやtwitter、FacebookなどのSNSの普及に伴い、おしゃれな写真を上げてる人たちや、自作のイベントのフライヤーなどを見て
- 「自分もこんな写真を撮りたい」
- 「こんな風に作りたい」
と思った事はないでしょうか。
この記事でご紹介するものは、簡単で、しかも実践するだけでそれなりのものが作れます。
どれも有名な法則ですので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは目をひく事が大事 3Bの法則
これをご存知の方は多いのではないでしょうか。
目をひき、好感を持たせるための効果を狙った法則で、文字通り、3つのBを使用するというもの。
3つのBとは、
- 美人(Beauty)
- 赤ちゃん(Baby)
- 動物(Beast)
です。
WEBバナーやCM、広告などを思い浮かべると、上記のどれかを使用しているものが多いと思います。
とはいえ、3つの写真ならなんでも良いというわけではありませんのでご注意ください。
化粧品などの美容関係には美人な女性、洗剤や食品は赤ちゃんなど、適切なものを使うようにしましょう。
なお、被写体の視線や体の向きが正面を向いていない場合、その写真を見た人は被写体の視線や体の向きの先にも注目します。
目立たせたい・アピールしたい文字がある場合には、被写体の目線の先や、体の向いている方向に文字をいれるのも効果的です。
ルール通りにするだけでバランス良くメリハリのきいた配色に 6:3:1ルール
こちらも有名なルール、セオリーです。
基本的には3色を使用し、それぞれの割合(バランス)を数値化したもの。
具体的には
- メインカラーを60%(6割)用意し、
- メインカラーの相対色を30%(3割)加え、
- そこにアクセントとなるカラーを10%(1割)足す
というもの。
この組み合わせを意識した配色だと、まとまりとメリハリがあるデザインになります。
グラフィックデザインの勉強をされている方はもちろん、インテリアコーディネーターやファッションデザインの勉強をされた方はご存知かと思います。
説明する際には分かりやすいので3色で説明していますが、同系色を2つそれぞれメインとして60%、計4色、といった応用もききます。
チラシなどのフライヤーはもちろん、インスタにおしゃれな写真を載せる際にも意識してみて下さい。
終わりに:デザイナーじゃなくてもデザインは身近に
デザインは奥が深いですが、身近なものになりました。
今回ご紹介したもの以外にも、色選びのコツや写真に文字を入れるコツ、文字の揃え方など沢山のコツがあります。
そちらについてもまた掲載したいと思います。