チラシを使って、お店やサービスの認知度を上げたり、売上アップにつなげたい!
でも…
- チラシってどう作れば良いの?
- 自分でチラシを作ってみたけど、なんか上手くいかない….。
- どんな情報を載せたら良いか分からない…。
なかなか難しいんですよね…。
そこでこの記事では「すぐに役立つ」オススメの本やサービスをご案内します。
- チラシ作成に便利なツール
- チラシに使う写真を手に入れる方法
- チラシに載せる文章の書き方
- チラシを印刷する時のオススメサービス
少し長いので、ブックマークなどをしていただき、時間がある時にちょこちょこ読んでもらえると幸いです。
はじめに:チラシとホームページ、SNSの戦略の違い
ちょっと長いので読み飛ばしてもらってもOKです!
まず、「良いチラシ」を作る場合には「チラシ」の強みや、ホームページなどとの違いを知っておくとスムーズです。
そもそも「認知度・売上アップ」という目的を達成するためにはチラシじゃなくてもOKです。
ホームページやSNSなどが良い例ですね。
しかし、これらの方法では「SEO対策で検索上位をとる」「フォロワー数を増やす」など、なかなかハードルが高いのも事実です。
そこで出てくる選択肢がチラシです。
アナログな方法なので、普段インターネットをあまり使わない人にもアピールできますし、受け身な相手の感情をコチラからつつく事ができます。
チラシ・ホームページ・SNSの強み比較
ホームページですと「知らないと調べない」「自分から検索しないと出てこない」という不便な点があります。
逆に、ポストに投函されたチラシは一度は必ず相手の目に触れます。
あなたの家のポストを思い浮かべてみて下さい。
一度全ての郵便物をざっと見て、必要なものと捨てるものを分けませんか?
興味がないチラシは即「捨てるもの」と認識して、興味があるチラシは「後で読む」もしくは「とりあえずとっておく」と仕分けませんか?
インターネットが主流になった今、この「一度は見てもらえる」というチャンスはかなり大きいものです。
ホームページですと、SEO対策やリサーチなどのコストがかかりますからね。しかもSEOは日々変化するので、攻略方法もコロコロ変わります。
チラシの強みはまさにココにあります。
特に地域に密着できるようなサービスや、お店は強いです。
お店までの距離が近かったり、知っている土地というだけで、相手の心理的なハードルが下がりますからね。
それでは、肝心の「役立つツールなど」のお話です!
前置きが長くてごめんなさい!
チラシ作成に便利なツール!Canvaならテンプレートを選んで差し替えるだけ!
前置きが長くなったので、サクサクいきます。
チラシの作成には「Canva(キャンバ)」という無料のデザインツールがオススメです。
Canvaについては下記の記事をご覧ください。
パワポでもエクセルでもチラシは作れますし、もちろんイラストレーターなどを使える方ならそちらでもOKです。
Canvaの一番の強みは「沢山のテンプレートの中から好きなデザインを選んで、画像や写真、文字を差し替えるだけ」で、おしゃれなチラシを作れる事。
白紙の状態で、ゼロからチラシを作る場合と、テンプレートがある状態からチラシを作るのでは、難しさがかなり違います。
また、用意されているテンプレートもおしゃれにデザインされているため、完成したチラシの印象も大きく違ってきます。
本業以外に時間が取れない方こそ、便利なツールを活用すると良いでしょう。
Canvaでのチラシの作り方はこちらの記事をご覧ください。
もちろん印刷もカンタンにできます。
チラシだけではなく、名刺やメニュー表、ホームページ用の画像などもカンタンに作れます。
写真やイラストでチラシの見やすさや魅力をアップ!使う素材は専門サイトから入手!
文字だけのチラシはとても読みにくいです。
興味があるものであれば「内容を理解するために」じっくり読み込みますが、そうでない場合には読む気にもなりません。
また、色々と詰め込み過ぎて「本当に伝えたい情報」が埋もれてしまっては効果も下がります。
写真やイラストを使って興味を惹き、読む人にストレスを与えないように心がけてみましょう。
写真を探すならまずココ!Unsplash
海外のサイトなので、検索は英語でする必要がありますが、オシャレでキレイな写真が沢山あります。
無料で商用利用も可能、さらに会員登録も要らないのでまずはココで探すと良いでしょう。
このホームページに使用している写真も、ココからダウンロードする事が多いです。
画素数が高くてキレイな写真ばかりですが、その分データが重いので通信環境が悪いとダウンロードに時間がかかります。
また、膨大な数の写真を扱っているためサイト自体が少し重いため、Wi-Fiや有線環境での閲覧がオススメです。
電波環境が悪いと読み込みが遅くて、写真を探すのも少し苦労します。
- 無料で商用利用可能
- 会員登録不要
- オシャレでキレイな写真がたくさん
- 検索が英語のみ
- サイトが少し重い
- データが重い
写真やイラストもまとめて利用可能!写真AC・イラストAC
素材サイトは海外のものが多いですが、もちろん日本のサービスもあります。
中でも有名なのがACサービスです。
会員登録が必要ですが、写真を扱う写真AC、イラストを扱うイラストACなど、複数のサービスを利用できます。
日本のサービスなので日本語で素材を探せますし、ややこしい規約や登録方法なども理解しやすいです。
なにより沢山の素材があります。
そんな便利なサービスですが、注意点として「会員種別によって、1日にダウンロードできる素材の数や種類に制限がある」という点が挙げられます。
ざっくり説明すると、「無料会員は1日1個まで!それ以上使う場合には有料会員に登録して下さいね」というものです。
有料会員は税込1,054円(2019年1月現在)で登録でき、いつでも解約できるので、あなたの利用状況に合わせて使うと良いでしょう。
必要な素材が1つや2つ程度なら、無料会員で十分です。
- 有料会員、無料会員に限らず、登録すれば写真やイラストなど複数のサービスを利用できる
- 日本のサービスなので、検索がカンタン、規約なども理解しやすい
- 無料会員はダウンロード数などの制限がある
オリジナルのイラストが手軽に欲しいならココナラ!
無料素材はタダで使えるので手を出しやすい反面、使っている人が多く、「他のチラシやホームページなどとカブる」というデメリットもあります。
あなたも「このイラスト見たことあるなぁ」って経験ありませんか?
他業種ならともかく、同じ業種の競合他社とカブった日には最悪です。
そんな事態を避けるために、オリジナルのイラストを使うのも良いでしょう。
ココナラなら、500円からオリジナルのイラストなどの作成を依頼する事ができます。
ちなみにチラシのデザインを依頼する事もできますよ〜。
ココナラは、テレビCMでもお馴染みの今勢いのあるサービスです。
たくさんのクリエイターの方々が依頼を受け付けています。
私自身、このホームページのキャラクターもそうですが、いくつかオリジナルのイラストを作成してもらっています。
オリジナルのものを使う事で「ちゃんとしている感」を演出する事もできますし、SNSのアイコンなどにも使う事で、一体感も出てきます。
これらの「ちゃんとしてる感」や「一体感」という感情は、利用者への安心感にもつながります。
作成にかかる費用の相場は、500円〜3000円ほど。
ひと昔前だと、オリジナルキャラクターの作成には数万円かかっていたので、とんでもなく安いです。
また、イラストだけではなく、お店のロゴマークやホームページ用の画像などの作成も出来ますので、会員登録をしておくと便利です。
たくさんのクリエイターさんが依頼を受け付けているので、時間がある時にでもあなたのお店やサービスに合った方を探しておくと良いでしょう。
ステキなクリエイターさんが沢山いて、誰にお願いしようかいつも悩みますので笑
なお、人気のあるクリエイターさんは対応中の案件が多く、完成まで時間がかかることがあるので注意しましょう。
また、クリエイターさんとのやり取りはニックネームで出来るので、本名などを表示する事に抵抗がある方にも安心です。
料金の支払いなどもココナラを介してのやり取りなので、直接の取引に比べてトラブルを減らす事ができます。
- 沢山のクリエイターの方が依頼を受け付けている
- とにかく破格!500円からお願いできる
- 直接取引ではないので、プライバシーやトラブルの心配が低い!
- クリエイターさんの数がとにかく多いので、ピッタリな人を探すのに時間がかかる
抽象的なイメージや素材を探すならpixta!
こちらも有名なサービスですね。
個別課金や定額で、ハイクオリティな写真などの素材を購入できるサービスです。
Unsplashや写真ACで入手が難しいジャンルの写真や、色々な場面で使える抽象的なイメージ写真などが揃っています。
そんな「かゆいところに手が届く」pixtaですが、他のサービスと比べた時にネックになるのが少々高めの料金設定です。
限られた予算で大量に素材が必要な場合には安価な月額のサービスメインで探し、どうしても必要な素材はpixtaで購入するのが良いでしょう。
期間限定(毎週更新)の無料素材もあります!
- クオリティの高い素材が揃っている
- 使い回しやすい抽象イメージの素材が手に入る
- 他サービスと比較すると、質は高いが料金が高め
大切な情報を伝えるために!「文章のコツ」がつかめる本
チラシを作る時にやりがちなのが「情報を詰め込み過ぎてしまう」こと。
あなたのオススメするサービスや強み、商品の魅力などなど、真剣であるからこそついつい盛り込んでしまいます。
そもそもホームページなどと違い、チラシに全部の情報は載せられません。
興味を引くような内容や文章で、ホームページを見てもらったり、お店に来てもらえるようなものにしましょう。
たった一言添えるだけ、たった一文字変えるだけでも効果が出たりしますよ。
一言で「見る人の心を掴むコツ」が分かる!「ここらで広告コピーの本当の話をします。 宣伝会議」
いわゆる「コピーライティング」についての本です。
コピーライティングとは、言葉を使って企業や商品の「価値を上げる」ための手法ですね。
この本にはそれらの概要や手法、考え方などがつまっています。
あなたのサービスや商品の魅力や価値を、ちゃんと伝わる言葉にするコツが身につきますよ!
- 同じジャンルのサービスの価値ではなく、「あなたのサービスの価値」を伝える方法
あなたのサービスの与える印象がより良いものに!「お客さまには「うれしさ」を売りなさい 一生稼げる人になるマーケティング戦略入門」
「商品を買う=嬉しさを手に入れる」という観点で書かれた本です。
人が何かを買う時には、そのモノが欲しいというよりも「そのモノを手に入れた先にある喜びや感動(嬉しさ)」が欲しくて行動している、といった観点ですね。
これらの本の良いところは、チラシだけではなく、ホームページやポップ、ダイレクトメールなどにも応用できるところです。
- あなたのサービスの印象を、より良くお客様に伝えられるような言葉選び
- あなたのサービスの価値をより鋭く、ダイレクトに伝えるための考え方
- お客様の求めるモノを、言語にして伝えるための考え方
デザインや色使いに役立つ本については、以下の記事も参考にしてみて下さい。
終わりに:便利なツールやサービスで、チラシ作りはもっと手軽で良いものに
この記事を書きながら頭に浮かんだのは、昔友人のギター教室のチラシ作りを手伝い、2人で自転車に乗ってポスティングをした事です。
当時は今みたいな便利なツールやサービスはなく、ぎこちない感じでイラストレーターを使ってデザインし、なんとか業者に入稿しました。
今思えば素人感丸出しのショボいチラシでしたが、完成した時はとても嬉しかったのを今でも覚えています。
ちなみに、そのチラシを見て来てくれた方はゼロでした笑
そんな失敗を何度も繰り返し、今でこそ「何がダメだったのか」、「もっと良い方法が何なのか」が分かるようになりました。
私自身はデザインが好きで仕事にもしているので、失敗しても割と楽しめましたが、この記事をここまで読んでくださったあなたには、出来ればショートカットして結果に繋げてもらえると嬉しいです。
やっぱり本業が大事ですからね!
最後にもう一度便利なツールやサービスを一覧でまとめます。
- Canva(作成ツール)
- Unsplash(写真素材)
- 写真AC、イラストAC(写真、イラスト素材)
- ココナラ(オリジナル素材、デザインなど)
- PIXTA(写真素材)
- ここらで広告コピーの本当の話をします。 宣伝会議(文章)
- お客さまには「うれしさ」を売りなさい 一生稼げる人になるマーケティング戦略入門(文章)
あなたのチラシ作りに、ひいてはあなたのサービスやお店の魅力を伝えるために、少しでも役に立てれば幸いです。