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【セキュリティ】ワードプレスでのネットショップ運営をお勧めしない3つの理由

この記事は約3分で読めます。

WordPressは万能ですが、専門的ではありません。

WordPressに限らず全てのツールは、出来る事や得意な分野で使用し、苦手な分野は適切な別のツールを使うべきです。

そして今回の記事でご紹介する「ネットショップ」は、どちらかと言うと苦手な分野

WordPressの運用はもちろん、ネットショップ(ECサイト)運用経験者からの見解です。

Kesa

WordPressでネットショップやろう!と思っている人は一度読んでみて下さい。

目次

WordPressでのネットショップ運営をオススメしない3つの理由

圧倒的なシェアを誇るWordPress。

作れないホームページは無いんじゃないかと思えるポテンシャルと、低コストでの運用が可能な点が魅力です。

Kesa

しかし、WordPressが苦手とするホームページもあります。

そのひとつが「ネットショップ(ECサイト)」です。

理由は大きく3つあります。

  • セキュリティが不安
  • 使えるレベルまでカスタムすると高コスト
  • 結局使い勝手が悪い

オープンソースであるがゆえに、セキュリティの不安がつきまとう

オープンソースであるがゆえに、セキュリティの不安がつきまとう

知っている方は十分理解して対策を取られていると思いますが、実はWordPressはセキュリティが低めです。

コレは単純に「オープンソース」である事が理由。

「オープンソース=内部構造や設計が公開されている」というイメージです。

実はWordPressは堅牢なシステムではない

内部構造や設計が公開されているお陰で、開発者はテーマやプラグインなどをスムーズに設計できます。

それらの結晶が、今手元で活躍しているテーマだったりプラグインだったりします。

しかし、これを悪用する輩は残念ながらいます。

実際に、WordPressを狙い撃ちにしたハッキング被害は多いです。

Kesa

もちろん対策はあります。

重要なのはホームページやブログではなく、「ネットショップ」を持つという事です。

決済がありますから、クレジットカードなどの情報が使われます。

また、配送に伴い、住所などの個人情報も必要です。

特に厳重な管理が必要な情報ですね。

個人でセキュリティを高め、維持するのは大変

これらの情報をガッチリ管理し、保護するのはかなり大変です。

Kesa

特に個人での運用ならなおさら。

商品管理や発送、イベントやセールの企画や新商品のアイデアなどと並行して、WordPressのバージョンやサーバーの脆弱性に常に気を配りながら運用する事になります。

また、ずさんな管理をしていて万が一情報漏えいや不正利用、スパム行為の踏み台になってしまった場合。

考えたくないですが、もし起きてしまった場合には補償はもちろん、社会的な信用も地に落ちます

Kesa

最近では7p●yが記憶に新しいですね。

これらをしっかり踏まえた上で、十分なセキュリティ対策を行う必要があります。

ネットショップに必要な機能を足すと、コストが膨れ上がる

ネットショップに必要な機能を足すと、コストが膨れ上がる

ネットショップの運営には、決済機能をはじめとした特殊な機能(システム)が必要になります。

また、商品を販売する以上、ブログ向けのテーマでは正直運用しづらい部分も。

WordPressは無料のツールですが、決済機能を導入したり、ネットショップ向けのテーマを購入する事でコストはどんどん膨れ上がっていきます。

Kesa

ネットショップ向けのテーマだけでも40,000円くらいします。

また、上述のセキュリティの事も含めて対応しようとすると、月額で保守管理費用を払ってサポートしてもらう事になります。

Kesa

「WordPress=安上がり」で始めてしまうのはとても危険です。

しかも色々コストをかけて機能を足したのに、結局中途半端なモノになってしまう事も多々あります。

WordPressは万能ですが、専門的ではないからです。

万能ではあるが専門ではないため、使い勝手が悪い

万能ではあるが専門ではないため、使い勝手が悪い

WordPressはネットショップ向けにゼロから組まれたツールではありません。

プラグインとテーマの組み合わせは膨大なので、「何でも出来そう」な印象を持ちがちですがそんな事はありません。

特にネットショップは専門的な設計が必須です。

ネットショップが普通のホームページやブログと違い、専門的な理由

大きな理由は以下の2つです。

  1. 「決済」が行われる
  2. 「商品」を管理、販売する

ネットショップの場合はインターネット上でお金が動き、商品の発送や在庫を管理する必要があります。

これらの機能をWordPressに追加し、管理運用するのはかなり手間です。

プラグインとテーマの相性が悪ければエラーが出ますし、提供元が違えば互換性もありません。

また、プラグインによっては最終更新日が古く、セキュリティに穴があったりバグが治されずに放置、という事もザラ。

あくまでもこれらは「ネットショップ向けの機能の追加」ではなく「ネットショップの機能の再現」程度で考えておくと良いでしょう。

実際、決済機能を追加するプラグインもありますが、使用できる決済種類が少なかったりします。

Kesa

決済種類が少ないと顧客の選択肢が狭まり、機会損失に繋がることも。

ネットショップ専用に作られていない=かゆいところに手が届きづらい」という事ですね。

スマホでの管理・運用がイマイチ

このご時世、スマホで管理や運用ができれば便利ですよね。

さらに言えば、インターネットブラウザではなくアプリがあると快適。

WordPressも一応アプリがありますが、残念ながら出来る事や操作感に少々難があります。

おまけに「WordPress」の操作は(どうにか)できますが、プラグインで追加した機能の管理などには向いていません。

WordPressとは違い、ネットショップ作成・運用に特化したオススメサービス一例

WordPressでのネットショップ作成・運用をオススメしない理由を挙げてきました。

要点をまとめると以下のとおりです。

  • 万能ではあるが、専用のものではない
  • 機能はプラグインがなければ足せない。しかも個別管理
  • 個人管理のため、個人情報やセキュリティ管理を自身で行う必要がある
  • 決済機能や配送など、ネットショップの心臓部が弱い(物足りない)
  • 最大のメリットである「低コスト」も、専用テーマは有料の事が多い

これだけで終わるのは解説記事として役に立たないので、対案として「使える」オススメサービスの一例をご紹介します。

全世界で80万店舗以上に使用されている「shopify」

全世界で80万店舗以上に使用されている「shopify」

2018年から日本向けサービスがリリースされた「shopify」

全世界で80万店舗以上、100万人以上のアクティブユーザーを誇るプラットフォームです。

Kesa

めちゃくちゃデカイ「ネットショップ専門」サービスですね。

全世界で80万店舗以上に使用されている「shopify」

利用料金は3000円からと低コスト。

ネットでも実店舗でも、開店時はコストがかさむのでとても助かります。

メールアドレスだけで無料体験も出来ますので、気軽に試してみるのがオススメです。

詳細は関連記事をご覧ください。

まとめ : 「ちゃんとした」ネットショップを運営するなら、WordPressではなく専用のプラットホームを

WordPressはネットショップの運営には向いていません。

これはそもそもの構造やコンセプト(オープンソースである事)による絶対的な理由に加え、最近のサービスの充実ぶりによる相対的な評価によるもの。

今はWordPressと同じように簡単に操作でき、かつネットショップ専用に作られたサービスがあります。

Kesa

個人のネットショップ増加に後押しされた状況ですね。

専用サービスはWordPressとは比べ物にならないくらい便利で簡単、本格的なモノが作れるうえに、コストは大して変わりません。

むしろ労力や管理面、ビジネス運用として考えるとWordPressは圧倒的に不利です。

せっかく便利な道具が揃っているのに、あえてリスクや手間がかかる手段をとる必要はありませんよね。

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